将来の進路を見据えた大学選び

一般的に高校生、浪人生が大学選びの際にまず気にするのがその大学の受験学力レベルだと思います。
全く合格の可能性のない大学を受ける人はそうはいないでしょうし(記念受験は除きます)自分の学力レベルより極端に低い、つまり行きたいと思わない学校は滑り止めでもあまり受けないでしょう。

つまり受かる受からないをまず重視するのではないでしょうか。

そして次にはその大学のブランド、というか世間一般から見た印象も気になります。
知人から感心されるような大学に入れれば誇らしい気分になれるでしょうし、親戚やご近所での立場も上昇するかもしれません。

でも、ちょっと考えてみるとこういう考え方って大学が最終目標になっていませんか?その後の進路(就職、あるいは学校に残って研究者になる)が入学時の偏差値で全て決まると考えて良いのでしょうか?
私は工学部出身ですのでその分野の話になりますがいくつか実例を上げて考えてみます。

まず、大学、そして各学部学科によって強い分野、というのがあります。
大学は共通のカリキュラムでの教育機関の面と独自の研究を行う研究機関としての一面を持っています。
つまりある分野での第一人者がいればその分野ではトップの機関になるわけです。

また、もう少しミクロに、企業とのつながりという点で私立大学はもちろんですが国公立大学でも教授、研究室と企業が協力して共同研究を行っている場合が多く、その研究室とその企業は就職においても太いパイプを持っていると言えます。

さらに大学院まで考えると学内進学が有利な学校と外部も含めて横一線の選考を行う学校など様々です。
マイナーな(つまり希望者の少ない)研究室だと外部からでも比較的楽に大学院進学が可能な場合があります。
比較的入りやすい大学で学士課程を終了し、院進学で東大を狙う、という方法も珍しくないのでそう言う方面も大学選び、学部学科選びの際には考慮する価値があります。
最終学歴が東大大学院、これはちょっとした価値がありますよね。

また、世間一般には知名度が低くても卒業生の活躍のおかげで企業受けの良い大学、というのもあります。
更には最近の就職難の時代には学校側の就職支援体制も無視できません。

最後に自分自身の笑えない体験を一つ。
私は工学部機械系学科の卒業ですがその学部名に「製造」の文字が入ってました。
普通の機械工学専攻なのですがクラス分けのためにそう言う風になっていたのです。
就職先の人事担当者(当然彼等は文系です)はそんなことは知らず、製造技術畑だろうと思ったらしく入社当時から製造ライン担当になってしまいました。
製品設計希望だったのに。
こんなところも要注意!なのかもしれません。

最近の高校生などは大学選びはどのようにしているのでしょうか。学部の選択はもちろん、将来就きたい職業の事を考えて選ばなきゃいけないというのは高校生には大事なのではないかと思います。

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