大学選びには通う環境も重要

自分が進学したい大学を選ぶ時には、いろいろな要素が絡んできます。学びたいこと、ぜひ師事したい講師などが決まっている場合には、おのずと志望校も絞り込むことができます。しかしある程度の志望分野が決まっていても、まだきちんと志望校が決まっていない受験生はどのように志望校を決めれば良いのでしょうか。

志望校が未決定の受験生は、そもそも大学に通う際の手段は何を想定しているでしょうか。電車やバスや自動車など、通学手段は様々に存在しています。そして想定している手段によっても選ぶべき大学は変わって来ます。

大学生というとどこかのアパートを借りて一人暮らしというイメージが強いかもしれません。初めての一人暮らしに憧れを持つ人もいるでしょうが、慣れない大学生活になれない一人暮らしが重なると、中には精神的に参ってしまう人もいるものです。
一人暮らしは自立心を養うには最適ですが、その分負担が大きいということも肝に銘じておかなくてはなりません。

電車やバスで通学する場合、下宿先から通うのか、実家から通うのかによっても志望校は変わってくるでしょう。あまりに距離の離れた大学を選択すれば実家からの通学は無理が生じます。かといって下宿先近辺の環境によっては、家賃などの負担が大きくなってしまう場合もあります。また、下宿先からもさらに電車やバスを利用するとなれば、その交通費もバカになりません。

大学に進学して一人暮らしを始めると、経済的困窮から食生活が乱れて体調を崩してしまう生徒が少なくありません。そうした事例を聞くと、あまり一人暮らしをさせたくないと考える親御さんもいるでしょう。そうなってくると、大学選びには自分の意見だけでなく、両親ともしっかり相談することが必要になります。

現在は大学生がアルバイトをするのは当たり前の世の中になっています。特に下宿している大学生は生活費の負担が大きくなりますので、できるだけ多くのお金を稼がなくてはなりません。
しかしだからと言ってアルバイトに明け暮れてしまうと、大学生活が疎かになってしまう可能性も否定はできません。
せっかく受験勉強をして入学した大学なのに、アルバイト優先にして授業中のほとんどを寝て過ごすことになるのは勿体ないことでしょう。

これらも含めて、大学選びには通いやすさもとても重要になってきます。
自宅から大学までの間の電車やバスの乗り継ぎが簡単にできることや、自宅から通えること、或いは下宿先からも近距離で通えること、そして大学周辺の下宿先環境が整っていること、経済的負担が大きくなり過ぎない事。
夢を抱えて大学に進学するときにはあまり目を向けたくないかもしれませんが、こうした現実的な事情は決して無視してはいけません。
大学で充分な知識を吸収するためには、無理なく通うための環境作りが欠かせないのです。

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